Scents

石鹸や香水をつくるための香り、フレグランスオイルやエッセンシャルオイルの種類は数えきれないほどあります。
ボディ石鹸はフローラルやフルーティーな香り、お子様向けにはアップルやチョコレートの香り、
食器用石鹸は柑橘系やコーヒーの香り、洗濯石鹸なら柑橘系やフローラル系など用途に合わせてお好きな香りを選んでください。


フレグランスオイル

値段の高い香料の場合は、香りが深く、身体に直接つけても安全なボディーオイルとしても利用できるオイルを手に入れることが出来る場合が多いようです。
ポプリ用のオイルは値段が安く香りも深いものが多いようですが、ポプリ専用に作られたオイルです。
肌に使うために作られていないため、化粧品や石鹸の香料としては使わないで下さい。
また、エッセンシャルオイルはお肌に直接つけることは危険です。必ずキャリアオイル(スキンケアオイル)と混ぜて肌につけて下さい。

香料がお肌に合わない方は種類によって、または殆どの香料でアレルギー反応を起こす方もいます。
しかし、肌質によって、品質の良いフレグランスオイルはエッセンシャルオイルよりもお肌に優しい場合もあります。
植物にアレルギーのある方、エッセンシャルオイルを使って痒みや刺激を感じた方は、フレグランスオイルの方がよい方もいます。私もその一人です。
私は、柑橘系の香りが好きなのですが、精油は肌が痒くなるので使えないためフレグランスオイルを使っています。

注意:価格の安いフレグランスオイルをたくさん買ったけれど、殆どの香りが臭くて使用できなかったというメールをもらいます。
安いからと言って一度にたくさん購入せず、数本購入して、そのお店の香料の品質をチェックして下さい。
また、安いからといつもと違うショップで買ったフレグランスオイルを使ったら、肌がかゆくなったことがあるというメールも時々いただきます。
安いからといってたくさん購入せずに、まず香りや品質をチェックようにしてくださいね!

素敵な香りに当たらず、お店を探している方は、当HPで紹介しているショップさんのフレグランスオイルをお試しください
今までよい香りに当たらなかった方から「こんなに香りに違いがあるとは思わなかった。」というメールをいただいた事があります。
また、市販の香料入り石鹸が使えないけれど、香りのある石鹸が好きなので、手作りして痒くならない量を自分で探して石鹸を作ってみようと思った方が、
当方で紹介しているショップのフレグランスを使ったら、全く痒くならなかったというメールをいただいたこともあります。
彼女は、簡単に作れるグリセリンソープに好きな香料を入れて作り、痒くならないか試したそうです。
グリセリンソープの種類にもよると思いますので、香料だけでなく、プロピレングリコールなどの入っていない肌に優しいソープベースを選んでください。
 



 

香りのセラピー

素敵な香りは気分をリフレッシュさせたり、落ち着かせたりします。
お肌に直接付けず、ハンカチやマスコットなどに付けて香りを楽しんで下さい。

香りによって幼稚園や学生の頃から旅行先を思い出す香りなど、香りによって懐かしい思い出が蘇る香りが結構あります。
また、情緒不安定な気持ちをなくす香りや、なんとなく心が癒されるという香りに出会うこともあります。
ぜひ、いろいろなフレグランスオイルの香りを楽しんでください。
数種類しか持っていなくても、ブレンドすることによって、新しい香りを作ることができます。

香りのセラピーは、エッセンシャルオイルを利用しなくても、フレグランスオイルでも心を癒せる香りがあります。
フレグランスオイルでも、気持ちをリフレッシュさせる香り、落ち着かせる香り、様々な香りがあります。
貴女の好きな、貴女に必要な香りを見つけてみて下さい!
直接香ったり、アロマポットを利用してお部屋に香りを漂わせることも出来ます。
その時の気分で違いますが、私はフリージアやグリーンティのフレグランスオイルをアロマポットに使っています。

ストレス解消のために、香りで癒してあげましょう!
 



 

フレグランスオイルはすべて合成なの?

フレグランスオイルの中には天然の果物やお花からとった香りもあれば、薬剤を使って人工的に作られた香りがありますが、
一般的に皆さんが使われているフレグランスオイルは人工に作られた香りが殆どだと思います。
天然と合成の違いを簡単に説明すると、合成の物は石油を原料とするオイルに溶かして作られたり、
天然の芳香成分を合成的に作ったり、または自然に無いものを合成的に作って新しい香りが作られます。
たとえば、私の好きなレインの香りは天然には無い香りです。

天然のフレグランスだけをブレンドして様々な香りを作り出したナチュラルなフレグランスに、
合成フレグランスオイルがほんの少量混ぜられてしまったら、もう天然とは呼べなくなってしまいます。
99%の成分が天然であっても、1%でも合成の成分が含まれていれば、もちろん合成フレグランスオイルとして販売されています。
天然成分の割りがいが多くても、少量合成の物が含まれると合成扱いになります。

また、日本の場合は天然のオイルからひとつの芳香成分を取り除いた場合でも、合成香料として取り扱われるようです。
アメリカの場合、合成成分が加わっていない場合はナチュラルとして取り扱われますので、規制が違います。
日本で販売されているフレグランスオイルの中には天然の物だけから作られた物も合成扱いで販売されている香りもあります。
 



 

天然のフレグランスオイル?

エッセンシャルオイルは肌に直接つけることはできませんが、ナチュラルフレグランスは肌に直接つけられるように作られています。

石油系のオイルや溶剤を使わずに作ったフレグランスオイルや天然オイルで香りを抽出した物など、エッセンシャルオイルだけのブレンドで作られた香りもあります。
天然のナチュラルなレモンやオレンジのフレグランスオイルやフレイバーオイルは合成と同じぐらいの価格で入手することができるので、お試し下さい。
柑橘系ならオレンジやグレープフルーツも手ごろな価格で入手できます。

レモンの外皮には香りの素となる香油を含んでいるため、外皮を使って香りを作ります。
外皮を削ったものをアルコールやオイルに漬け込んで天然フレグランスオルを作ることもできます。
 


My favourite
ベリー系(ラズベリー、カシス)、お茶系(グリーンティ、アールグレイ)フルーツ系(ペア、トロピカルフルーツ)
フローラル系(フリージア、バイオレット、ハワイアンホワイトジンジャー)レイン系(レイン、ジューンレイン)の香りが好きで、よく使います。

渡米して初めてストリートフェスティバルに出かけた時にフレグランス専門のブースでレインを見つけ
そこでレインの香りが大好きになりました。一度レインの香りをお試し下さい!
ジューンレインは、私が19,20才の頃に使っていたコロンの香りとほぼ同じなので、今でも手作りサシェイの香料に使っています。

注意:
一般的に言われるレインの香りはギフトショップやフレグランスショップで販売されている香りですが、
Sweet Cakes社 のレインの香りは他社のものと違うユニセックスな香りで、好き嫌いのある香りだと思います。
グリーンティも、製造会社で香りがことなるのですが、私はエリザベスアーデンやブルガリの香水のような香りのグリーンティのフレフランスオイルを使っています。
ハワイアンホワイトジンジャーは、何故か何処のメーカーのフレグランスオイルも本物の香りと全く違う香りと違うものばかりで、良い香りと思わないと思います。
実際のホワイトジンジャーの香りはとても素敵で、B&BWのホワイトティ&ジンジャー(White Tea and Ginger)に似ています。
今までホワイトジンジャーのフレグランスオイルで失敗した方は、本物の香りに近いB&BW タイプのものが入手できれば、それをお試しくださいね!

有名ブランドの香水は何十種類の香りをブレンドさせて新しい香りを作り出しています。
シャネルのように、100種類以上の香りをブレンドして作られている香りもあります。
あなたも、いろいろな香りをブレンドして、独自の香りをお作り下さい!

私は、口紅にはローズのフレイバーオイルをよく使っています。
一般的に販売されているローズウォーターの香りはあまり好きではありませんが、フレイバーオイルのローズは甘く素敵な香りがします。
レッドラズベリーの香りもすきで、リップグロスに使っています。
 


Blending

エッセンシャルオイルのピンクグレープフルーツとレインの香りをブレンドさせると、「お風呂上がり」をイメージさせる香りになります。
バスソープやシャンプー、ボディウォッシュの香りにピッタリな香りなので、一度お試し下さい。

男性用の香りなら、ラベンダーをベースにベイかローズマリーの香りをブレンドすると、シェービングローションやトニックの香りになります。
また、柑橘系の香りとラベンダーのブレンドを少し加えるとユニセックスな香りが作れます。

香水の作り方

香水は数種類のフレグランスオイルをブレンドして香りを作り上げています。
ランコムの有名なトレゾアはローズ、ミューゲット、ライラックとアプリコットブラッサム、
ミドルノートにヘリオトロープとアイリス、ベースにサンダルウッド、アンバーとムスクをブレンドして生まれた香りです。

香水は30%のフレグランスオイルと70%のアルコールと蒸留水で作られています。
香水/パルファン/パヒュームはフレグランスオイルの量が1番多く使われ、オードパルファン、オードトアレ、コロンの順にフレグランスオイルの量が少なくなります。
コロンは2-5%のフレグランスオイルしか使われていないため、香りが直ぐに消えてしまいます。

手作りの香水を作るときにフレグランスオイルとアルコールだけをブレンドするとエタノールの独特な臭いがきつくなります。
少量のエタノールとウォッカやジンをブレンドさせてパヒュームを作るとエタノールの臭いがなくなります。
手作りのボディスプラッシュやボディミストはウォッカやジンを使っている方が殆どです。100 Proofのウォッカがお薦めです。
 


Sachet
サシェイは、匂い袋や木製のりんごやドングリなどに香りを付けている「香りのする小物」の総称です。
タンスの引き出しや、車の中に飾る芳香剤として、いろいろと販売されていますが、 フレグランスオイルを使って自分で作る事ができます。
木製の小物に、自分で好きな香りを付けることができ、香りがなくなる度に、またフレグランスオイルを付け直すだけです。
木の切れ端などを利用してリンゴや星の形にカットして、フレグランスオイルに暫くつけ込んだり、ドロッパーで少しずつ落としながら香り付けしてサシェイが出来ます。
木で作られたリンゴやたまごなど、たくさんの形だけでなく、サイズもいろいろと販売されています。ホビーショップなどで購入することができます。
 


Potpourri
木材をカンナで削った時にできる渦巻き状の大きなカンナくずにドライフラワーなど一緒に混ぜて
香りをつけるだけでポプリとして楽しむことが出来ます。ガラスのビンなどに入れて飾って下さい。
貝殻だけを集めて香りを付けてシーグラスポプリとして楽しむほか、ブランデーグラスやガラスの器にマーブルや星の砂を入れて香りを付けて飾ると、とてもおしゃれになります。
香料を使わずに香りを楽しむにはドライフラワーやドライハーブがあります。
ラベンダーやローズのポプリでお部屋を香りで包むことができます。
 


Ideas on how to use
ポプリやシーグラスポプリに香りを付けたり、サシェイ(サシェ)に香りを付けてタンスや車に入れて芳香剤として使うことができます。
また、掃除機のクリーナーバッグ、ゴミ箱や猫のおトイレに少しつけて臭い匂いを消すことができます。
ほんのりと芳香させてください。すてきな香りは気分をリフレッシュさせることができます。
皆さんもいろんな使い方を考えてお使いください。

フレグランスオイルやエッセンシャルオイルも数種類混ぜ合わせると新しいすてきな香りが生まれます。
香水は何種類ものオイルを混ぜ合わせてそれぞれ素敵な香りを新しく作り上げています。
皆さんも一度、数種類のオイルを混ぜて素敵な香りを作ってみて下さい。
 


  Recommended Dilution

1滴は0.05mlです。20滴で1mlとされていますが、ドロッパーにより若干異なります。
フレグランスオイルは、直接肌につけてもよいとされる肌に優しい品質のフレグランスオイルを基準にしています。
実際に配合する量は、購入先で確認してからご使用ください。希釈しないと使えない刺激の強い香料もあります。
 


純石鹸作りのソープベース
グリセリンソープベース
ソリッドパヒューム(芳香剤)
ソリッドパヒューム(ボディ)


ベースオイル450-500gに対して小匙1-3杯
ソープベース450-500gに対して小匙1-2杯
キャリアオイル大匙2、精油大匙1杯とキャンデリラワックス小さじ1-2を溶かす。
キャリアオイル大匙3とキャンデリラワックス小さじ1-2を溶かしたに3-6滴


 
 
 


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